令和7年4月~雇用保険料率
令和7年度の雇用保険料率が決まりましたので、お知らせします。
令和7年度 雇用保険料率
一般の事業の場合、1000分の6から1000分の5.5に下がります。(労働者負担分)
少しですが、下がりましたね!
ちなみに保険料の額でいうと、どのくらい安くなったのでしょうか?
では、具体例で試算してみましょうか。
①月の総支給額が20万円の場合
旧保険料)20万円÷1000×6.0=1,200円
新保険料)20万円÷1000×5.5=1,100円
1,200円-1,100円=100円
②月の総支給額が30万円の場合
旧保険料)30万円÷1000×6.0=1,800円
新保険料)30万円÷1000×5.5=1,650円
1,800円-1,650円=150円
※総支給額には、基本給の他、通勤手当(課税非課税を問わず)、残業手当等の手当を含みます。
・・・。(思ったより少ないかも💦)
あ、はい。わかりました。ありがとうございます。
リーフレットはこちらから→令和7年度 雇用保険料率のご案内
給与計算のポイント
いつの給与から新しい保険料率で徴収すべきでしょうか。
それは、「4月1日以降に到来する賃金締め日から」になります。
例1 集計期間が月をまたぐ場合
集計期間 | 支払日 | 雇用保険料率 |
2月16日~3月15日〆 | 4月10日払い | 旧料率を適用 |
3月16日~4月15日〆 | 5月25日払い | 新料率を適用 |
※日割り計算はせず、3月16日~3月31日分に対しても新料率を適用して計算します。
例2 支払い日が当月または翌月による違い
集計期間 | 支払日 | 雇用保険料率 |
4月1日~4月30日〆 | 4月25日払い | 新料率を適用 |
4月1日~4月30日〆 | 5月25日払い | 新料率を適用 |